連載「広布の未来図」を考える――第11回 アニメ・マンガ文化

ライター
青山樹人

半導体産業や鉄鋼産業を上回る規模

――前回(第10回)は「活字文化」について取り上げましたが。今回は関連して「アニメ・マンガ文化」について触れていきたいと思います。

青山樹人 いいですね。ご存じのように、日本のアニメやマンガは、今や世界中で愛されています。
 2025年3月に内閣府知的財産戦略推進事務局が公表した資料(第1回コンテンツ戦略ワーキンググループ・参考資料/2025年3月13日)によると、既に2023年時点で日本のコンテンツ産業の市場規模は、13.3兆円と推定されています。ゲームが含まれるとはいえ、大きな規模です。
 また、同年の日本のコンテンツ産業の海外展開の市場規模も5.8兆円。これは、半導体産業(5.5兆円)、鉄鋼産業(4.8兆円)、石油化学産業(1.4兆円)をも上回る規模なんです。

 経済産業省が同じく2025年3月に発表した「エンタメ・クリエイティブ産業戦略中間とりまとめ案」では、2033年には20兆円規模をめざすとしています。

アフリカにも広がる日本アニメ愛

――実際、日本のアニメ・マンガに対する世界の熱量は、われわれ自身の想像を超えるものがありますね。

青山 たとえば先日もNHKで「アフリカに広がるアニメ愛」(2025年9月11日放送)という番組を放送していました。

 世界全体で見れば、まだまだアフリカでは日本のアニメ・マンガはそれほど一般に広まっていません。それでも、エジプトでは日本のアニメキャラクターのコスプレの動画をSNSに投稿し、340万以上のフォロワーがいるインフルエンサーがいて、番組にも登場していました。
 また、アニメに出てきたラーメンに惹かれて、実際に日本に来たことも日本のラーメンを食べたこともないのに、ラーメン店を開く人までいて、しかもお客さんで賑わっているのです。

――そういえばNHKの「ドキュメント72時間」でも、パリのマンガ喫茶の人気ぶりが紹介されていた記憶があります。

青山 2024年7月24日に放送された「ドキュメント72時間SP フランス・パリ街角のマンガ喫茶で」ですね。私も見ました。世界中でも、とりわけフランスでの日本のマンガ人気は群を抜いていますね。
 もはや「文化」として世代を問わずに高い関心を集めているのです。

 以前、日本で暮らすネパール人の弁護士を取材したことがあります。その人も、最初に日本に強い関心を持ったきっかけは、子どもの頃にネパールのテレビで放映されていた日本のアニメだったそうです。
 東日本大震災の直後、ひときわ熱心に日本への支援に市民たちが動いたタイでも、支援の主催者にインタビューすると、「だって僕らは、日本のアニメを見て育ったんだもの」と即答してくれました。

 世界中でヒットしたアニメなどでは、作品に実際に登場する〝聖地めぐり〟をする外国人旅行者も多くいます。
 日本のアニメやマンガが持つ独特の世界観、作画の巧みさ、緻密な描写やストーリー展開、日本人の暮らしや文化などに、世界中の若者たちが関心を持っていることは事実です。
 アニメやマンガの持つ世界的な影響力は、今後ますます強まっていくでしょう。

『冒険少年』に憧れた手塚治虫氏

――一昔前は日本製の自動車やバイクなどが世界中を席巻していましたが、今ではアニメやマンガなんですね。そういえば、この9月15日まで、八王子の東京富士美術館でも「手塚治虫展」が開催されていましたね。

青山 〝マンガの神様〟とまで称される手塚治虫氏は、池田先生が創立した潮出版社の刊行するマンガ雑誌『希望の友』で1972年から『ブッダ』の連載を開始します。
 釈尊を主人公とした物語で、途中、掲載誌の『希望の友』が『少年ワールド』へ、さらには『コミックトム』と改題しましたが、連載は1983年に完結しました。
 新書版コミックスで全14巻というのは、手塚作品のなかでも単一作品としては最長のものだそうです。

 手塚プロダクションの運営するサイト「虫ん坊」にも、『ブッダ』を担当した潮出版社の当時の編集者の過去のインタビュー(「特集①『ブッダ』――元『ブッダ』漫画連載担当編集者インタビュー」)が掲出されています。
 1987年から同社の雑誌『コミックトム』で連載されたベートーヴェンを主人公とした『ルードウィヒ・B』は、手塚氏の逝去によって未完で終わった文字どおりの絶筆となりました。

 じつは、手塚治虫氏は関西で医大生として過ごしていた20歳の頃に、『冒険少年』に憧れていたと語っているのです。
『冒険少年』は、戸田城聖先生が経営する日本正学館から発刊されていた少年雑誌で、同社に入社した若き日の池田先生も編集長を務めた時期があります。

――手塚治虫氏は池田先生と同じ1928年生まれですから、20歳の頃といえば、池田先生が日本正学館に入社する前後の頃ですね。

青山 手塚氏のマネージャーだった平田昭吾氏らが刊行した『手塚治虫と6人』(ブティック社)に、手塚氏が平田氏らスタッフに語った言葉が記述されています。

「僕はこの『冒険少年』に描いてみたいと思っていたんだよ!」(同書)

「この本からは何か特別な情熱みたいなものを感じたよ。それにこのころは、子供向けの雑誌が続々創刊されていてね、僕はまだ医学生だったし、将来のことも決めかねていた時期で、単行本を描いていたけれど雑誌でのマンガ連載もすごく魅力的だったんだ」(同)

 この話をした際、手塚氏は自分が大事に保存していた『冒険少年』を仕事場の奥から出してきて、平田氏たちに見せたというのです。
 マンガ家の里中満智子氏は、月刊誌『潮』に紹介されたこの『冒険少年』をめぐるエピソードに触れて、

 手塚先生が上京されたときには、同誌は残念ながらすでに廃刊していたそうですが、もし実現していたらどのようなことをお書きになったのでしょう。推測するしかありませんが、恐らく手塚先生は『冒険少年』からある種の新しさやチャレンジ精神のようなものを感じ取ったのではないでしょうか。(『潮』2022年5月号)

と語っています。

「法華経の思想を深く理解されていた」

――手塚氏の『ブッダ』はその後、映画化もされていますね。

【リンク】映画『BUDDHA2 手塚治虫のブッダ-終わりなき旅-』カンヌ国際映画祭用特別映像

青山 発売中の『潮』(2025年10月号)には、担当編集者だった竹尾修氏や大浦静雄氏の貴重な証言も掲載されています。少し長くなりますが、そのまま紹介させていただきますね。

 竹尾は、自宅で手塚からの電話を取ると、「法華経の思想」について突然尋ねられ、必死に答えたと振り返る。また大浦も、ブッダが悟りを開いた後の重要な場面で、手塚からいくつかのストーリー案について意見を求められ、大いに緊張したようだ。
 このような編集者との対話も重ねながら、全編のクライマックスとも言える、釈迦が「人間の心の中にこそ…神がいる…神が宿っているんだ‼」と開悟する場面には、法華経の根幹をなす「万人成仏」(=誰もが仏性を持ち、仏になれる)という思想が、手塚流に表現されている。
「手塚先生は仏教、とくに法華経の思想を深く理解されていたと思います。先生は『ブッダ』の連載終了後、作品を振り返るインタビューを『毎日新聞』(八四年六月二十六日付)で受けていますが、その中で釈迦を偉大な哲学者と表現し、その哲学は二十一世紀、二十二世紀の人類にこそ必要だと述べています。私は担当者として、その発言に感銘を受けました」(「手塚治虫『ブッダ』誕生秘話。」前原政之/『潮』2025年10月号)

 この『ブッダ』執筆に際しては、担当編集者らも中村元氏の著作などたくさんの参考書籍を集めて、手塚氏に届けたそうです。
 ちょうど手塚治虫氏が『ブッダ』を連載していた頃にアシスタントをしたことのある漫画家の堀田あきお氏は、参考資料の中に池田先生の著書『私の釈尊観』(文藝春秋)や『私の仏教観』(第三文明社)があったことを、「ラジオSEIKYO LABO」(2021年9月24日)で語っていました。

 1982年9月に西武球場(当時)で開催された、創価学会の第2回世界平和文化祭にも、手塚氏は多忙ななかで途中から駆けつけています。
 来賓である各界著名人たちの感動の声が掲載された9月25日付の聖教新聞には、その紙面の中央に手塚氏のサイン入りの鉄腕アトムが描かれ、「一丸となった若者の熱気がまるで一人の巨人のようにみえました」という吹き出しがついていました。(『民衆こそ王者』第19巻参照)

NHKでドラマ化された『風雲児たち』

――『鉄人28号』『魔法使いサリー』『バビル2世』などで有名な横山光輝氏の長編マンガ『三国志』も、1971年から1987年まで『希望の友』『少年ワールド』『コミックトム』に連載されたものです。

青山 横山氏の『三国志』は、連載から半世紀を経た今になっても、まったく人気が衰えないどころか、ますます輝きを放っていますよね。英訳を入れた「バイリンガル版」も発売されています。
 横山氏は神戸市の出身で、市内のJR新長田駅前には直立すれば18メートルの高さになる設定の(実際は15.3メートル)の鉄人28号の像が立っています。

 また、近くには「KOBE鉄人三国志ギャラリー」があるほか、街のあちこちに三国志の登場人物らの等身大の像などがあります。
 毎年の「三国志祭」も恒例になっていて、今年も11月に開催されるようですね。

【リンク】神戸・新長田 第19回「三国志祭」

 阪神淡路大震災で甚大な被害を受けた長田区ですが、横山さんのマンガの主人公たちが新しい希望となり、地域の活性化にも貢献しているのです。

 この『少年ワールド』『コミックトム』に連載された『風雲児たち』で、歴史マンガ家としての地歩を確立したのが、みなもと太郎氏でした。
『風雲児たち』は、2018年元旦にNHKの正月番組としてドラマ化されていますね。
 脚本を担当した三谷幸喜氏は、

僕の大学時代に連載が始まった、みなもと太郎さんの『風雲児たち』。僕はこの作品で、歴史の新しい見方を学びました。『風雲児たち』には、今の日本を築き上げた先人たちの感動的なエピソードがぎっしり詰まっています。今回、そのほんのちょっと一部分をドラマ化しました。歴史ファン、みなもとファンとしてこれ以上の喜びはありません。(「コミックナタリー」2017年8月16日

とコメントを寄せています。

 みなもとさんは、その業績が高く評価されて2004年には第8回手塚治虫文化賞特別賞、2010年には『風雲児たち 幕末編』で第14回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、2020年には『風雲児たち』で第49回日本漫画家協会賞コミック部門大賞を受賞しています。
 2015年から逝去(2021年)の前年まで手塚治虫文化賞選考委員を務めるなど、日本のマンガ界の振興にも大きく貢献されました。

――みなもと氏は、創価学会員であることも公言されて、第三文明社からも「豊くんの仏法セミナー」シリーズを刊行されています。

【リンク】『豊くんの仏法セミナー③ 人類み~んな「十界論」』が好評発売中

青山 私も何度もお目にかかりました。いつお会いしても少しも偉ぶらずに飄々(ひょうひょう)とされていて、しかし師匠である池田先生のことを語るときは、青年のような気概が感じられたものです。

「法華経」のエンターテインメント性

――マンガといえば、『聖教新聞』に連載されている『続・花の三丁目地区 はなさん』(まっとふくしま作)も、読者から好評だと聞きました。

青山 もちろんマンガなのでデフォルメされているとはいえ、創価学会の第一線の現場の空気感が、ものすごくリアルに表現されていると評判だそうですね。
『はなさん』や「はなさん キャラトーク」では、時代の変化のなかで、これまでの〝あたりまえ〟を変えていかなければならないことや、世代間の価値観のギャップ、多様な価値観や生き方への認識など、気づかされることも多々あります。

――「ああ、こういうこと、ついやってしまうな」と反省することもあれば、学会の内外の垣根を越えていくには、こういうことが大事だなと思うこともありますね。

青山 いつも思うのですが、たとえば500年、1000年先の人々が、池田先生の時代の創価学会の現場の空気感を知ろうとしたときに、以前に『創価新報』で連載されていた『花の三丁目地区』や今の『はなさん』は、ものすごく貴重な資料になるかもしれませんよ。

 2014年夏から『創価新報』で連載されていた『まっと君の法華経ツアー』は、法華経28品の全編を〝まっと流〟にマンガ化したものでしたね。
 先日、未来部時代に愛読していたというある学生部幹部が、「全部切り抜いて実家に保存しているんです」と語っていました。

 今後は、日本だけでなく世界各国で新しく仏法に触れる人々が誕生してきます。その人たちに「法華経」の内容や世界観を知ってもらうのに、やはりマンガが一番伝わりやすい気がするんですよね。
 また今後、刊行や配信が各国の言語で世界にも広がっていけば、先にマンガの「法華経」に触れて、そこから逆に創価学会にたどり着くという人も増えてくるかもしれません。

 法華経28品は、いわば壮大な〝脚本〟のような構成になっています。つまり、「法華経」そのものに民衆の心をつかむエンターテインメント性があったからこそ、2000年以上もの時間、地域を越え、民族や言語を越え、愛され続けてきたのだと思います。

――まっとふくしま氏は、月刊誌『第三文明』にも「ハレーションワールド」を連載中です。10月1日発売の11月号では、「創刊65周年」記念企画として、まっと氏にも寄稿いただきました。
 過去に『聖教新聞』で連載されていた『劇画 人間革命』(原作:池田大作/劇画:石井いさみ)も今、聖教新聞の電子版で配信されていますね。もとは全56巻の大作です。

青山 石井いさみ氏は『750ライダー』など多くの作品を残されました。学会員ではありませんでしたが、聖教新聞社の媒体には何度も作品を掲載されています。
『タッチ』などで有名な漫画家のあだち充氏は、キャリアの初期、石井氏のアシスタントをされていたようです。

世界広布の今後とアニメ・マンガ

 余談ですが、以前に日本の宗教の研究をされているケープタウン大学(南アフリカ共和国)の、イタリア人の教授ご夫妻にお会いしたことがあります。
 日本から遠く離れたアフリカの最南端で、イタリア出身の学者が日本の宗教の研究をされているということ。そのゼミで学ぶ学生たちが存在している事実に、まず驚きました。
 教授は、創価学会以外の日本の教団のなかにも、若い世代向けのコンテンツに力を入れているところはたくさんありますよと語っていました。

 先述したNHKの番組でも報じていましたが、2050年には世界全体の人口の4分の1がアフリカ人になります。
 しかも、アフリカの人口中央値は2024年時点で「19歳」とされています。

――「中央値」というのは、データを小さい順または大きい順に並べたときに、真ん中に位置する値のことですね。「平均値」は、複数のデータの合計をデータの個数で割った値です。「平均値」の場合は、データのなかに極端に高い数値や低い数値があると、その影響を受けてしまいます。

青山 ちなみに世界全体での年齢中央値は「30.9歳」。そして日本は世界一高齢の「48.4歳」(いずれも2024年発表)です。アフリカの「19歳」が、いかに若いかが実感できます。
 つまり、それだけ若者が多いのです。この傾向はしばらく揺るがないでしょう。

 21世紀に入って、もはや25年が経とうとしているのです。2050年なんて、あっという間にやってきますよ。
 そして、なにも2050年になって急にアフリカの人々が世界の4分の1に増えるわけではないのです。そこに向かって、現在進行形で急激に拡大している現状があるのです。

 アフリカは、アラビア海を挟んでインドとは近い関係ですから、創価学会でもインドとアフリカはさまざまな面で交流が深い。
 ご承知のように、インド創価学会は2030年までに100万人をめざして大発展を遂げている途上です。
 やがて遠くない将来、世界中の創価学会のなかでも、インドとアフリカの会員数の比重が今以上に大きくなってくるでしょう。

 創価学会の青年世代の皆さんは、そういう時代を視界に入れながら、世界広宣流布の未来図を思い描いていかないといけないのです。
 仏法に縁のなかった地域で、どうすれば若い世代が仏法に縁し、法華経や日蓮大聖人、そして創価学会との接点を持ち、正しい意味での関心を深めていけるか。

――そう考えると、今回語ってきたアニメやマンガというコンテンツは、じつはものすごく大きなポテンシャルを持っているような気がします。

青山 繰り返しになりますが、日本の「アニメ・マンガ」は、もはや子どものメディアなどではなく、日本を代表する「文化」であり「産業」なのです。そして、世界中がものすごい熱量で関心を寄せているのです。

 牧口先生は小学校の校長先生だった。戸田先生と池田先生は少年雑誌の編集者だった。そして、その戸田先生と池田先生が世に送った雑誌に触れて、のちに〝マンガの神様〟と称されるような巨匠が生まれ、池田先生が創立した版元の少年誌に連載をしてくださった。

 この歴史的事実を踏まえ、また現在の世界的なアニメ・マンガの人気、今後の世界の流れを視野に入れて、むしろ今まで以上に本腰を入れて、創価学会やその関連法人には、良質なアニメ・マンガ文化を今後も創出していってほしいと私は願っています。

 なにも、アニメ・マンガで宗派性のあるもの、宗教的なものだけを扱う必要はありません。マーケットは世界ですから、本当の意味で上質な「文化」を発信していっていただきたい。
 青年世代の智慧や創造性に、大いに期待しているところです。

連載「広布の未来図」を考える:
 第1回 AIの発達と信仰
 第2回 公権力と信仰の関係
 第3回 宗教を判断する尺度
 第4回 宗教者の政治参加
 第5回 「カルト化」の罠とは
 第6回 三代会長への共感
 第7回 宗教間対話の重要性
 第8回 幸せになるための組織
 第9回 「平和の文化」構築のために
 第10回 今こそ「活字文化」の復興を
 第11回 アニメ・マンガ文化

特集 世界はなぜ「池田大作」を評価するのか:
 第1回 逝去と創価学会の今後
 第2回 世界宗教の要件を整える
 第3回 民主主義に果たした役割
 第4回 「言葉の力」と開かれた精神
 第5回 ヨーロッパ社会からの信頼
 第6回 核廃絶へ世界世論の形成
 第7回 「創価一貫教育」の実現
 第8回 世界市民を育む美術館
 第9回 音楽芸術への比類なき貢献

「池田大作」を知るための書籍・20タイトル:
 20タイトル(上) まずは会長自身の著作から
 20タイトル(下) 対談集・評伝・そのほか

三代会長が開いた世界宗教への道(全5回):
 第1回 日蓮仏法の精神を受け継ぐ
 第2回 嵐のなかで世界への対話を開始
 第3回 第1次宗門事件の謀略
 第4回 法主が主導した第2次宗門事件
 第5回 世界宗教へと飛翔する創価学会

「政教分離」「政教一致批判」関連:
公明党と「政教分離」――〝憲法違反〟と考えている人へ
「政治と宗教」危うい言説――立憲主義とは何か
「政教分離」の正しい理解なくしては、人権社会の成熟もない(弁護士 竹内重年)
今こそ問われる 政教分離の本来のあり方(京都大学名誉教授 大石眞)
宗教への偏狭な制約は、憲法の趣旨に合致せず(政治評論家 森田実)

旧統一教会問題を考える(上)――ミスリードしてはならない
旧統一教会問題を考える(下)――党利党略に利用する人々

「フランスのセクト対策とは」:
フランスのセクト対策とは(上)――創価学会をめぐる「報告書」
フランスのセクト対策とは(中)――首相通達で廃止されたリスト
フランスのセクト対策とは(下)――ヨーロッパでの創価学会の評価

仏『ル・モンド』の月刊誌がフランスの創価学会のルポを掲載――その意義と背景


あおやま・しげと●著書に『宗教はだれのものか』(2002年/鳳書院)、『新装改訂版 宗教はだれのものか』(2006年/鳳書院)、『最新版 宗教はだれのものか 世界広布新時代への飛翔』(2015年/鳳書院)、『新版 宗教はだれのものか 三代会長が開いた世界宗教への道』(2022年/鳳書院)など。WEB第三文明にコラム執筆多数。