「宗教」の果たす本質的な役割
――東日本大震災から15年の節目を迎えました。復興が進んだ地域も多い一方、今もなお2万6千人余りの方々が避難生活を送られています。
青山樹人 「千年に一度」とさえ言われたあの巨大災害は、あらためて中間団体としての宗教団体の意義や役割にも光を当てました。
交通や通信インフラが麻痺し、行政すら被災して大きく機能が損なわれた発災直後の被災地にあって、多くの神社や寺院、教会、もちろん創価学会の会館も、緊急的な一時避難所として機能し、人々の命を守りました。
それは単に「場所」を提供したことにとどまりません。むしろ、日常から人々がつながってきたそれぞれの宗教的なコミュニティが機能して、初動では被災者自身が被災者に救援の手を差し伸べた。全国的なネットワークを持つ教団では、各地からそこに支援が加わった。
その「命を守る」拠点として寺社や会館などが機能したのです。 続きを読む





