「神社の国有化」掲げる政党
共同通信社による全国電話世論調査(第2回トレンド調査)で、比例代表の投票先として参政党が8.1%となり、国民民主党(6.8%)、立憲民主党(6.6%)を上回って2位に浮上したと報じられていた。
参政党の支持層については、6月下旬に出た古谷経衡氏による「参政党支持層の研究」が話題になっているので、ここではあえて深く触れることはしない。
※画像は「参政党」X公式ページより
参政党の主張する「小麦粉の文化は戦後できたもの」(※実際にはウドンは平安時代から、そうめんは室町時代から日本で食されている。パン屋も明治時代から存在する)とか、「癌は戦後できた病気」(※実際には江戸時代に華岡青洲が乳がんの手術を成功させている)、多くの農家から猛反論を浴びた「生産者の大半が自身が手がける食材の危険性を訴えています」といった言説については、もはや各自の賢察にゆだねるほかない。 続きを読む