投稿者「web-daisanbunmei」のアーカイブ

2019参院選直前チェック④終――政治を変える現実策とは

ライター
松田 明

バラ色の公約は守られたか

 2009年8月の総選挙で1政党としては戦後最多の308議席を獲得して政権の座に就いた民主党。
 政権交代の実現に喝采し、期待した国民も多かった。
 では、民主党が2009年8月の総選挙で掲げた公約は、政権の座にあった3年4ヵ月のあいだで、どれだけ達成されたのだろうか。
 これについては、当時の民主党自身が馬淵澄夫政調会長代理(当時)の作業チームによって検証し、結果を公表している。

 約160の政策を「実現」「一部実施」「着手」「未着手」の4分類で評価。「実現」は約3割にとどまった。(『日本経済新聞』2012年10月26日

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2019参院選直前チェック③――争点は「安定か混乱か」

ライター
松田 明

年金を政争の具にする野党

 参議院選挙の本当の〝争点〟は、はたして何だろうか。
 作家の佐藤優氏は、

参議院議員選挙の争点は、どの論点についても最終的に「安定か混乱か」という問題に収斂(しゅうれん)する。(『産経新聞』7月14日)

と言い切る。
 たとえば立憲民主党の辻元国対委員長などは、年金問題をことさらに強調し、

年金は安心だという安心安心詐欺じゃないか。これは最大の参議院選挙の争点になるんじゃないかと思います。(「日テレNEWS」6月11日)

と煽ってきた。
 だが、佐藤氏は前述の産経新聞で、こうした旧民主党系の野党の主張をバッサリ斬る。 続きを読む

沖縄伝統空手のいま~世界に飛翔したカラテの源流 第36回 沖縄伝統空手道振興会 新垣邦男・新理事長インタビュー

ジャーナリスト
柳原滋雄

 2008年に沖縄空手の有力4団体で結成された連合組織・沖縄伝統空手道振興会(豊見城市)。これまで各種国際セミナーの開催をはじめ、沖縄空手会館の運営などにも携わってきた。このほど喜友名朝孝・前理事長の任期を引き継ぎ、歴代4人目の理事長に就任した北中城村(きたなかぐすくそん)の新垣邦男(あらかき・くにお 1956-)村長に、振興会の今後の課題などについて聞いた。(取材 2019年6月27日) 続きを読む

2019参院選直前チェック②――「若者政策」各党の温度差

ライター
松田 明

20代は7割が自公政権支持

 日本経済新聞が6月に実施した世論調査で、興味深い数字が示された。
 安倍政権に対する支持率が、60歳以上では49%にとどまったのに対し、20代では70%に達したのだ。
 この世代間の支持率の乖離は、とくに2017年以降、15ポイント以上の開きを生んでいるという。
 その背景として同紙は、29歳以下の世帯収入が上昇していることや、「幸福度」の上昇を指摘している。 続きを読む

2019参院選直前チェック①――議員としての資質があるか

ライター
松田 明

6年間で3億円以上

 1億3000万円。これは、1人の参議院議員が1期6年間に国から受け取る歳費と期末手当のおよその合計額だ。
 実際には、これに文書通信交通滞在費と、政策担当秘書、公設第一秘書、公設第二秘書の3人の給与として6年間で約1億8000万円が加わる。
 つまり、1人の参議院議員の1期6年間の政治活動には、3億円以上の税金が使われるのだ。そして、参議院には「解散」がないので、どんな人間も当選してしまえば6年間、身分が保証される。
 この支出に十分に見合うだけの能力を持ち、見合うだけの仕事をする議員を選ばなければ、ツケを払わされるのは国民である。 続きを読む