東京都議会議員選挙にむけて「都議会公明党」が掲げる政策や実績について、月刊誌『第三文明』7月号に掲載された松田明氏の寄稿を掲載します。
公明党の原点
来たる6月13日に告示、22日に投開票日を迎える東京都議会議員選挙。1400万人超が暮らす日本の首都の「次の4年間」を決める重要な選挙であり、7月の参院選の前哨戦として各党も国政選挙並みに力を入れている。
東京都議会は、公明党にとって1955年に初めて議席を獲得した〝原点〟でもある(当時は無所属)。1965年6月には、汚職にまみれ「伏魔殿」と呼ばれていた議会をリコール解散に追い込んだ。60年たった今も都議選がこの時期に実施されるのは、公明党が政界浄化に挑んだ爪跡だ。
都議会公明党はキャスチングボート(政策決定権)を握る議席数を基盤に、他党の追随を許さない「現場力」「政策実現力」で「公明党は、いつも私たちが知らない現場の声を吸い上げてくる」(小池都知事)と言わしめる結果を出してきた。児童手当やDMAT(災害派遣医療チーム)の創設、私立高校授業料の実質無償化など、公明党が推進して東京都で実現し、全国へと波及した政策は数多い。 続きを読む