「離脱」で見えてきた公明党の影響力
――前回(「第11回 アニメ・マンガ文化」2025年9月24日)から1カ月以上も空いてしまいましたが、その間、自民党の総裁選、公明党の連立離脱、自民党と日本維新の会の閣外協力による〝連立〟政権樹立、公明党の下野、高市早苗・自民党総裁による憲政史上初の女性総理の誕生など、永田町では大きなトピックが続きました。
青山樹人 しかも外交日程が重なって、早速10月27日にはアジア歴訪中のトランプ米国大統領が来日するなど、さまざまな局面で政治がショーアップされた1カ月だったように感じています。
ともあれ、創価学会が支持・支援する公明党は、1999年10月から始まった自民党との連立に、ひとつの区切りをつける判断をしました。
苦渋の決断ではあったと思いますが、自民党の「政治とカネ」を曖昧にしたままでは、連立は続けられないということだったと理解しています。
四半世紀の協力関係が少なくとも政党間では終わるので、公明党の選挙戦略も抜本的に練り直しを余儀なくされますね。 続きを読む





