「カップルとしても優れたお手本」
ノンフィクション作家・中村安希さんの『リオとタケル』(集英社インターナショナル)は、読み終わってめぐり合えたことに感謝できる、そういう一冊だった。 続きを読む
ノンフィクション作家・中村安希さんの『リオとタケル』(集英社インターナショナル)は、読み終わってめぐり合えたことに感謝できる、そういう一冊だった。 続きを読む
憲法9条は世界からどのように評価されているのか。私たちはどう向き合っていくべきか――。
最近の安倍政権の安全保障政策を見ていると、私はその進め方に強い危機感を感じています。
海外でも日本の現状を心配する声をよく耳にします。昨年(2013年)7月、ピースボートでシンガポールを訪れる機会があり、そこである国際組織の先生に開口一番「安倍政権が心配です」と言われ、今年3月また同じ先生から「すごいスピードで軍事的政策が進められているが、日本は大丈夫なのか」と問われました。 続きを読む
いま、安倍政権は、憲法9条の「解釈」を変更することにより、集団的自衛権の行使を可能にしようとしているといわれています。
この問題を考えるにあたっては、改めて憲法第9条の文言を確認する必要があると思います。 続きを読む
現在、日本は社会構造上の問題を数多く抱えています。
人口減少や少子・高齢化の問題、また年間の自殺者が3万人を超えている事実などは、解決すべき喫緊の課題です。そして東日本大震災を経験したことで、それらの問題が、より先鋭化し、明るみに出てきたように感じています。 続きを読む
アベノミクスで日本経済に回復の兆しが見えたかのような今、果たして日本の行く末に希望を持つことはできるのだろうか。経済アナリストの森永卓郎氏に話を聞いた。
アベノミクスで金融緩和が効果を発揮していますが、金融緩和で景気が劇的に上昇するということは、実は数年前からわかっていたことです。
リーマン・ショックの後、先進各国はどこも思い切った金融緩和に出ました。資金供給量(中央銀行の資産額)では、イギリスが5倍、アメリカが3倍、ユーロ圏が2倍に増やした一方で、日本だけがほとんど金融緩和をしてこなかったのです。 続きを読む