震災が変えた〝創価学会観〟
東日本大震災から10年になろうとしている。
震災は、それ以前から抱えていたさまざまな地域の課題や限界を、一気に可視化したものでもあった。産業の衰退。過疎化。高齢化と後継者不足。経済格差。教育格差。
それは単に「東北」が抱えていた問題というより、多かれ少なかれ日本全体が抱えていたものでもある。また、日本は世界のなかでも超高齢化社会の先頭を走っている。
だからこそ、この10年の東北の困難と、それをなんとか打開しなければという悪戦苦闘は、そのまま日本と世界の挑戦の〝最先端〟ともなってきた。 続きを読む






