1人ひとりの粘り強い対話が平和の万波を呼び起こす

現代美術・映像作家/芸術平和学研究者
田中 勝

人類は核なき世界を実現できるか。芸術平和学を研究する田中氏に聞いた。

原爆製造の地で平和展を開催

 若いころから「自分だけにしか表現できない作品をつくりたい」と願っていた私は、28歳のとき、サンフランシスコの「国際美術展」へ出展する機会に恵まれました。会場でスピーチを求められた私は、父の被爆体験を語りました。
 スピーチを終えると、1人の女性が涙を流しながら駆け寄ってきたのです。 続きを読む

「四日市学」で伝える環境教育

三重大学理事/副学長
朴 恵淑

環境問題を学術的アプローチからみる「四日市学」とは。

環境優先の価値観に転換すべき

 地球上に存在する生物は3000万種といわれ、現在、確認されているだけで178万種。そのうち毎年約4万種、1時間あたりにすると4種が消滅しています。 続きを読む

軽減税率導入の必要性と改正介護保険制度の問題点

淑徳大学教授
結城康博

消費増税には軽減税率の導入を

 2014年4月から消費税が8%となり、その後、2015年秋には10%に消費税が引き上げられる予定です。その際、軽減税率を導入するかどうかが問題となっています。 続きを読む

【著者インタビュー】『ゼロ――なにもない自分に小さなイチを足していく』

硬直した思考をほぐしたい

堀江貴文

 出所後初の単行本のタイトルは『ゼロ』。サブタイトルから、ただただ1歩を踏み出し、前へ進もうとする思いが伝わってくる。堀江氏が率直に語るその内容は多くの読者の心に届く。今まさにゼロから新たに行動を開始した堀江貴文氏が伝えたいこととは何か。 続きを読む

日本再生の力は成熟したインターネット文化にある

評論家
宇野常寛

政治、経済に閉塞感が漂う中、日本文化の力を今一度問い直す。

露呈したテレビ、ネットの限界点

 2013年のカルチャーは、テレビドラマが息を吹き返した年だったと考える人が多いと思います。顕著なものとしての「半沢直樹」「あまちゃん」がありますが、これらはどちらも中核のユーザーが40代だったと言われています。
 これは今のテレビの手法やテレビに携わる人たちの創造力で巻き込める限界が、団塊ジュニアのアラフォー世代にあるという現実が露呈したといえるでしょう。 続きを読む