新聞各紙も改革を支持
年金制度改革関連法案が、昨日12月14日、参議院本会議で自民・公明両党や日本維新の会などの賛成多数で可決・成立した。
国民から集めた財源を高齢者に給付していくのが年金制度だ。世代は連続していくわけだから、その財源とは〝すべての世代の共有の財源〟である。 続きを読む
年金制度改革関連法案が、昨日12月14日、参議院本会議で自民・公明両党や日本維新の会などの賛成多数で可決・成立した。
国民から集めた財源を高齢者に給付していくのが年金制度だ。世代は連続していくわけだから、その財源とは〝すべての世代の共有の財源〟である。 続きを読む
蓮舫氏が民進党の新代表に就任して3ヵ月。そのタレント的人気で党勢回復が図れるかという期待も外れ、むしろ〝やっぱり器ではなかった〟感の落胆が広がりつつある。 続きを読む
中学生のころに立原道造めいた詩を書いていた。いや、詩らしきものといったほうがいいか。憶えているのは、つたない言葉のつらなりだ。すぐに関心が小説に移って、結局、僕は詩人にはなれなかった。
ひとは、どのようにして詩人になるのだろうか。『我が詩的自伝 素手で焔をつかみとれ!』は、日本を代表する詩人・吉増剛造の自伝だ。誕生から現在までを自作の詩を織り込みながら語っていく。 続きを読む
11月25日、キューバのフィデル・カストロ前国家評議会議長が没した。
1959年のキューバ革命によって米国の鼻先で社会主義国家を樹立し、以後、2006年に弟のラウル・カストロ氏に議長職を譲るまで、半世紀以上にわたって最高指導者として国を率いてきた。 続きを読む
これまで文学は、よく危機を主張してきた。危ない、といって、注目をあつめては延命する。だから、語られるところの文学の危機は、文学の内部の事情に由来していた。ところが、最近になって、延命の手段としての危機とはちがったほんとうの危機がきている。
よくいわれる出版不況による読者の減少は、僕から見れば、それほど問題ではない。減少とはいっても、ある程度のコアな読者はいる。 続きを読む