27年ぶりの「閣外協力」政権
10月20日、自由民主党と日本維新の会が〝連立政権〟を樹立することで正式に合意し、両党首が「連立政権合意書」に署名した。
従来、閣僚を出さない場合は国際的にも「連立」とは呼ばない。これまでの教科書とも整合性がとれなくなる。それでも両党が「連立」という呼称にこだわっているのは奇妙な話である。
ともあれ、これによって本日21日に臨時国会が召集され、首班指名選挙の結果、自民党の高市早苗総裁が内閣総理大臣に指名された。
憲政史上初めての女性の内閣総理大臣の誕生であり、女性の社会進出を不当に阻んできた〝ガラスの天井〟が国政の場で破られたことは意義深い。
初の女性首相の登場によって、社会のあらゆる場面で今以上に女性リーダーが登用され、活躍しやすくなる社会になることを願っている。
その意味でも、国民の1人として、まずは高市氏の首相就任に率直な祝意をお贈りしたい。 続きを読む





