国民が政治に求めたもの
新型コロナウイルスのパンデミックがはじまって2年。世界各地ではオミクロン株によるとみられる感染拡大が爆発的に増えており、事態の長期化は避けられない見通しだ。
日本国内でもコロナ禍で多くの国民が苦痛や困難を強いられ、生きる基盤そのものの揺らぎに直面した。その意味では、公明党が党の「綱領」の冒頭に掲げている、
〈生命・生活・生存〉を最大に尊重する人間主義を貫き、人間・人類の幸福追求を目的とする
政治というものの重要性を、あらためて誰もが痛切に感じる日々だったといえる。
同時に、こうした理念に立って政権与党の一翼を担ってきた公明党の真価が、かつてないほど発揮されたのが、このコロナ禍の2年だった。
公明党が野党時代から一貫して、医療、社会保障、教育、人権、環境といった問題を政治の中心部へと押し上げ続けてきたことは衆目の一致するところだ。 続きを読む