大衆に根を張った政党
2019年11月17日で、公明党は結党55年を迎える。
結党された1964年は、日本が先進国としてOECD(経済開発協力機構)に加盟し、東海道新幹線が開業、東京オリンピックが開催された年であった。
その2年前、前身である公明政治連盟の第1回全国大会に来賓として出席した党創立者の池田大作・創価学会第3代会長は、次のように挨拶した。
最後の最後まで、生涯、政治家として、そして指導者として、大衆に直結していってもらいたい。偉くなったからといって、大衆から遊離して、孤立したり、また組織の上にあぐらをかいたりするような政治家には絶対になっていただきたくないのであります。大衆とともに語り、大衆とともに戦い、大衆のために戦い、大衆の中に入りきって、大衆の中に死んでいっていただきたい。(『公明党50年の歩み』)
この言葉は結党にあたって綱領に
大衆とともに語り、大衆とともに戦い、大衆の中に死んでいく
という指針として掲げられた。 続きを読む