通算40回目となった提言
51カ国の創価学会の代表がグアムに集ってSGI(創価学会インタナショナル)が結成されたのは1975年1月26日。この日はのちに「SGIの日」と定められた。
以来、SGIは仏法の生命尊厳の理念を基盤とする地球市民のネットワークとして発展し、今やこの「創価の連帯」は192カ国・地域に広がっている。
冷戦下で第2回国連軍縮特別総会が開催された翌年(1983年)の1月26日、池田大作SGI会長は「平和と軍縮への新たな提言」と題する記念提言を発表した。
以来、毎年の「SGIの日」に合わせて出されてきた記念提言では、核廃絶、環境、人道、教育、防災など人類共通の重要な課題がとりあげられてきた。
そこに一貫しているのは常に具体的な方途の提案であり、市民社会とりわけ青年や女性の持つ力をエンパワーメントして国連を中心とした議論の場にはたらきかけ、民衆の意思と英知を可視化して人類の未来を切り開こうとするSGI会長の信念だ。 続きを読む