授賞式に招かれたSGI
2017年のノーベル平和賞に、核兵器禁止条約の制定に向けたキャンペーンを展開し続けてきたICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)が選ばれ、現地時間の12月10日、ノルウェーの首都オスロの市庁舎で授賞式がおこなわれた。
式典には、ノルウェー・ノーベル賞委員会の招聘を受け、ICANの国際パートナーの一員として創価学会インタナショナル(SGI)の代表も列席した(創価学会公式サイト記事)。 続きを読む
2017年のノーベル平和賞に、核兵器禁止条約の制定に向けたキャンペーンを展開し続けてきたICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)が選ばれ、現地時間の12月10日、ノルウェーの首都オスロの市庁舎で授賞式がおこなわれた。
式典には、ノルウェー・ノーベル賞委員会の招聘を受け、ICANの国際パートナーの一員として創価学会インタナショナル(SGI)の代表も列席した(創価学会公式サイト記事)。 続きを読む
10月はノーベル賞が発表になるので、この数年、日本のメディアはにぎやかになる。村上春樹が文学賞を受賞するかどうか――僕の知っている著名な批評家は、何年か続けて発表の当日、某放送局で罐詰になっていた。受賞となったらコメントするためだ(今年は誰がその役を担ったのだろう。ご苦労様である)。
そのとき、僕の家では夕食のテーブルを囲んでいた。高校生の娘がふとスマホを見て、「お父さん、カズオ・イシグロって知ってる?」と訊く。ああ、いい作家だよ、と応えたら、ノーベル文学賞らしいよ、という。 続きを読む
少年のころは話題になった本を買っていたが、やがて文学を読むようになると、ベストセラーには手を出さなくなった。あえてそうしたわけではなく、読みたい本は、だいたい売れない部類に属するようになっていたのだ。
作家としてデビューしてすぐのころ、ゴダールの本を読んでいたら、できるだけハリウッドのエンターテイメントな映画を観るようにしている、とあった。理由は、そういうヒット作を観る人々を知るためだという。つまり、一種のフィールドワークである。 続きを読む