現証がちゃんとある
登場するのは、80代、90代。なかには100歳を超えた方もいる。
『聖教新聞』で大好評を呼んでいる連載企画「ブラボーわが人生」から18編が、要望に応えて書籍化された。
ページをめくりながら、まず目に飛び込んでくるのは、おひとりおひとりの大きな写真。
どの顔も美しく、喜びと慈しみに溢れ、そして力強い。人生の最終章を、こんな表情で生きられるとしたら、人生とはなんと素晴らしいものなのだろうと実感する。
いずれも、戦争をくぐり抜け、戦後の貧しい時代を生き抜いてきた「庶民」である。
かつて草創期の創価学会を、世間の心ない人は「貧乏人と病人の団体」と嘲笑した。それに対し、第2代会長の戸田城聖氏は
貧乏人と病人を救うのが本当の宗教だ
と誇り高く応じた。 続きを読む