歴史研究は始まったばかり
沖縄空手の歴史をきちんと筋道立てて説明している人は、今のところいないと考えています。これが決定版という空手の歴史に関する書籍はいまのところありません

中学校の体育教師として長年勤めた勝連盛豊さん
うるま市の喫茶店でそう語るのは、2017年に『検証 沖縄武術史 沖縄武技―空手』(沖縄文化社)を発刊した勝連盛豊(かつれん・せいほう 1947-)だ。
直接の空手経験はないものの、棒術の使い手で、そこから棒術の歴史の研究を始めたのが空手についても調べるようになったきっかけだったという。
30年に及ぶ研究成果は今年7月、『検証 沖縄の棒踊り』(同)として実を結んだ。その調査の中で実感したのが、空手がオリンピックの正式種目に採用される時代になったにもかかわらず、空手に関する正確な歴史がいまだにまとめられていないとの危機感だったという。 続きを読む





