日本共産党」タグアーカイブ

日本共産党と北朝鮮の〝黒歴史〟――「北朝鮮にリアルの危険ない」の背景

ライター
松田 明

サミット首脳宣言に明記

 5月26日、27日とイタリアで開かれた「G7タオルミーナ・サミット」では、初日の午後からのセッションで北朝鮮問題が協議され、閉幕にあたっての首脳宣言でも、

 北朝鮮は国際的課題の最優先事項であり、国際の平和と安定に対する重大な性質を有する新たな段階の脅威。(外務省HP)

と明記された。
 現下の北朝鮮情勢がはらむ危機の深刻さは、日米のみならず、G7サミットが「国際的課題の最優先事項」「重大な性質を有する新たな段階の脅威」と宣言する状態にある。 続きを読む

それ、共産党の〝実績〟ですか?――平然とデマ宣伝を繰り返す体質

ライター
松田 明

「仕事を横取りするハイエナ」

 東京都議選を前に、日本共産党が懲りもせず〝デマ宣伝〟を繰り返している。
 運動員たちによって軒並み各戸配布された『東京民報』(2017年4・5月号外)は、デカデカと「チェック機能、提案力… フルに発揮 日本共産党東京都議団」と掲げ、2つの〝成果〟をアピール。 続きを読む

北朝鮮情勢で恥をかく共産党――「地上の楽園」「リアルな脅威がない」

ライター
松田 明

新たな段階に入った脅威

 5月14日の朝、北朝鮮が今年に入ってから7回目となる弾道ミサイルを発射した。
 同国西部クソン付近から発射されたミサイルは約30分間飛行し、約800キロ離れた日本海に落下した。CNNは、落下地点がロシアの太平洋艦隊司令部があるウラジオストクから60マイル(約97キロ)しか離れていないと報じている。
 北との対話路線を打ち出していた韓国の文在寅大統領が就任した直後、また中国が〝今年最大の外交行事〟と位置付けて世界のおよそ140ヵ国のリーダーを集めた「一帯一路フォーラム」の初日の朝の発射である。 続きを読む

あきれた共産党の〝実績〟アピール――選挙が近づくと毎度のことですが

ライター
松田 明

東京都の私立高校授業料実質無償化

 1月25日、小池都知事になって初めてとなる東京都の新年度(平成29年度)予算案が発表された。
 待機児童対策や無電柱化などへの予算とともに、定時制や専修学校を含む私立高校の授業料実質無償化対策も盛り込まれている。
 予算案発表に先立つ16日、小池知事は「年収760万円未満の世帯を対象に、平均授業料の44万2千円を国と都で負担する」方針を明らかにした。
 東京都にある440の高校のうち、私立高校は5割を超す236校(平成28年現在)。このほど安倍政権が打ち出した給付型奨学金とあわせて、〝経済格差による教育格差〟是正へ首都東京からの大きな一歩となる。
 ところで、この小池知事が自身の選挙公約にもしてきた私立高校無償化について、共産党があきれたプロパガンダを流している。 続きを読む

「野党共闘」という矛盾――理念なき数合わせに高まる批判

ライター
松田 明

露呈した「共闘」の限界

 民主党政権が崩壊し、自民党・公明党の連立による第2次安倍内閣が発足してから、この2016年10月26日で1400日、ちょうど200週間を経た。民主党政権が3人の首相を足して171週間だったから、これをすでに大きく上回っている。 続きを読む