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沖縄伝統空手のいま~世界に飛翔したカラテの源流
第34回 次世代を担う沖縄空手家群像(中)

ジャーナリスト
柳原滋雄

 昨年2月に始まったこの連載も最終盤を迎えた。40~50代を中心に次世代の沖縄空手家を紹介する2回目は、しょうりん流系の3人を紹介する。 続きを読む

沖縄伝統空手のいま~世界に飛翔したカラテの源流
第33回 次世代を担う沖縄空手家群像(上)

ジャーナリスト
柳原滋雄

 昨年2月に始まったこの連載も最終盤を迎えた。今回から3回にわけ、40~50代を中心とする次世代の沖縄空手家を紹介する。人数に限りがあるので多くの方々を紹介できないことをあらかじめご了解いただきたい。1回目は、沖縄県空手道連盟に所属する3人――。 続きを読む

沖縄伝統空手のいま~世界に飛翔したカラテの源流
第31回 (特別編)座波心道流 日本本土に保存された知花系空手

ジャーナリスト
柳原滋雄

大阪で独自に保存された沖縄伝統空手

 日本本土にユニークな知花系流派が継承されている。座波心道流(正式名称は心道流心道会)と呼ばれ、本部は宮崎市にある。
 流祖となった座波仁吉(ざは・じんきち 1914-2009)はもともと那覇市の首里鳥堀町の出身で、鳥堀町、赤田町、崎山町は首里城の城下町として、泡盛製造を認可された酒蔵が集中し、それらを盗賊などから護るために空手の原型である手(ティー)が発達した地域として知られる。いわゆる首里手の本場の系譜である。 続きを読む

沖縄伝統空手のいま~世界に飛翔したカラテの源流
第30回 古武道(下) 地元で育まれた土着の武器術

ジャーナリスト
柳原滋雄

琉球古武道に取り組んだ上地流空手家

 上地流空手でおよそ半世紀の武歴をもつ上地流久場川修武館の金城政和(きんじょう・まさかず 1952-)館長は、空手と同時期に古武道を始めた。
 自身の上地流空手の師匠であり、古武道では平信賢の直弟子でもあった箕輪剋彦(みのわ・かつひこ 1929-2003)から、「いつか必ず身になるから僕に騙されたつもりで古武道もやりなさい」と勧められたことがきっかけだったという。 続きを読む

沖縄伝統空手のいま~世界に飛翔したカラテの源流
第29回 古武道(上)沖縄で育まれた土着の武器術

ジャーナリスト
柳原滋雄

古武道の2つの系統

 沖縄において「空手と古武道は車の両輪」とはよく耳にする言葉である。だが沖縄空手と古武道の成り立ちは、歴史的にはかなり異なっている。例えば空手の古流型の名称はサンチン、ナイハンチ、パッサイ、クーサンクーなど多くが福建地方なまりの中国語に由来するのに対し、古武道の型は考案した琉球人の名前または地元の地名など、沖縄固有の名称に由来するものが多いからだ。これらは古武道が純粋に沖縄発祥のものとして定着した経緯を指し示している。 続きを読む