投稿者「web-daisanbunmei」のアーカイブ

新たな段階に入った日中関係――李首相が「関係正常化」を言明

ライター
松田 明

絶妙な時期のサミット

 日中韓の3ヵ国が持ち回りで開催してきた「日中韓サミット」の第7回が、5月9日に東京・元赤坂の迎賓館で開催された。
 4月27日には板門店で南北首脳会談がおこなわれ、サミット直前の7日、8日には、中国・大連で2度目の中朝首脳会談が開催されている。
 6月12日には初の米朝首脳会談も控えており、日本政府はきわめて絶妙なタイミングでの日中韓サミットを無事に実現できたことになる。 続きを読む

沖縄伝統空手のいま~世界に飛翔したカラテの源流
第7回 「空手の日」が制定されるまで

ジャーナリスト
柳原滋雄

構想から25年かけて実現

 沖縄県議会で「空手の日」が制定されたのは2005年3月のことだった。【10月25日】を「空手の日」とすることが決議された際の文章は、

 はるか700年のいにしえ、空手はこの地・沖縄で生まれた

の一文で書き起こされ、世界の空手人口がおよそ5000万人と推定されること、沖縄の文化でこれほどまでに広範な広がりを持ち、世界中の人々に影響を与え親しまれている文化はほかにないことなどが書き込まれている。 続きを読む

〝国民〟不在の国民民主党――あまりに節操がなさすぎないか

ライター
松田 明

半年で政党を放り投げる

 昨年(2017年)9月末、解散総選挙の渦中にあっけなく〝空中分解〟し、袂を分かった民進党と希望の党が、「国民民主党」と看板を替えて再び新党を結成する。
 支持率の低迷に焦って分裂し、わずか半年で、今また支持率のさらなる低迷に焦って合流する。
 もはや国民の関心も期待も低く、ニュースでの扱いもわずか。皮肉なことに「国民党」と「民進党」という二大政党が睨み合う台湾では、「民進党」が「国民民主党」に衣替えしたことについて〝まるでブラックジョークだ〟というような反響が大きかった。 続きを読む

野党の国会放棄に批判高まる――政府を追及せず官僚叩きに終始

ライター
松田 明

「国会は審議するのが筋」

 野党の審議拒否による国会の空転という異常事態が続いている。
 重要法案の審議も山積み。朝鮮半島など日本を取り巻く世界情勢も、文字どおり歴史的な局面にある。
 だが、日本の国会では南北首脳会談の前日の4月26日も、外交を主なテーマとした衆参の予算委員会を立憲民主党など6党がボイコットした。 続きを読む

選択的夫婦別氏制度の早期導入を――夫婦が〝同姓同名〟になる可能性

ライター
松田 明

「選択的夫婦別氏」とは

 時代の変化のなかで、結婚すると夫婦が〝同姓同名〟になりかねないという問題が浮上してきている――。
 3月20日の衆議院法務委員会で、こんな注目すべき質疑がおこなわれた。
 質問に立ったのは公明党の國重徹議員。
 1996年に法制審議会から「導入」が提言されながら、いまだに法制化がなされていない「選択的夫婦別氏制度」と、旧姓の通称使用拡大についてである。 続きを読む