膨大な食品廃棄の実態
643万トン――。何の数値かわかるだろうか。
じつは、日本国内で1年間に廃棄される〝まだ食べられる食品〟の量だ。農水省と環境省は、2016年度のこうした食品ロスの推計量を643万トンと発表している。
たとえばスーパーなど小売店では、まだ賞味期限を過ぎていなくても、期限が近づいた商品を陳列しておくことは客から忌避される。
食品流通業界では長年の慣習として、製造日から賞味期限までの3分の1を過ぎた商品は小売店に納入できなかった。
2015年に、これを「2分の1」に延長したが、問題が根本的に改善したわけではない。また、スーパーやコンビニでは、むしろ弁当などデイリー食品の廃棄が大きな問題となっていた。 続きを読む





