創価一貫教育の夢を託す
池田会長はローマクラブのホフライトネル名誉会長との対談のなかで、
私たちの創価教育は、「社会のための教育」という視点を打ち破り、「教育のための社会」への転換を目指したのです。
この教育観の原点は、牧口初代会長の思想にあります。牧口会長は、軍国主義教育が吹き荒れる最中にあって、「教育は子どもを幸福にするためにある」と敢然と叫んだのです。
目の前の子どもの幸福を第一義とする――それが創価教育の眼目です。(『見つめ合う西と東』第三文明社)
と語っている。
牧口の創価教育学説は、なによりも机上の論理ではなかった。現役の小学校長として子どもたちと触れ合い、そこで自身が実践して成果を上げてきた指導法を次世代に託したいという熱意のなかから生まれた。 続きを読む