沖縄伝統空手のいま」タグアーカイブ

rogo

沖縄伝統空手のいま~世界に飛翔したカラテの源流
第26回 極真から沖縄空手に魅せられた人びと(上)「金城健一」

ジャーナリスト
柳原滋雄

 1970年代以降、日本本土を席捲した極真空手――。型よりも組手を重視し、実戦カラテを標榜することで、劇画や映画を通して若者を中心に爆発的なブームを巻き起こした。今回から3回にわたり、フルコンタクト空手を経て沖縄伝統空手に魅せられた3人の空手家を紹介する。1回目は、極真空手がまだオープントーナメントという全国規模の大会開催を行ってまもないころ、沖縄空手の本場から単身で極真に乗り込んだ経験をもつ金城健一館長(琉誠館)に迫る。 続きを読む

rogo

沖縄伝統空手のいま~世界に飛翔したカラテの源流
第25回 沖縄尚学の試み

ジャーナリスト
柳原滋雄

沖縄空手を本格導入した私立校

 沖縄県の中学・高校に「沖縄尚学」というユニークな私立校がある。県内では文武両道の進学校として有名で、国内外への大学進学、高校野球やテニスなど多くのスポーツ分野でも全国的に名を知られる存在だ。
 この学校で、全校生徒に週1回(70分)の空手授業を義務づける試みをスタートさせたのは2007年から(当初は中学校のみ)。きっかけとなったのは、中学校の校長をつとめる名城政一郎(なしろ・まさいちろう)副理事長の海外体験だった。 続きを読む

rogo

沖縄伝統空手のいま~世界に飛翔したカラテの源流
第24回 沖縄県空手振興課長インタビュー(下)

ジャーナリスト
柳原滋雄

インタビュー「上」はこちら

第1回沖縄空手国際大会の教訓

――8月の国際大会は多くの教訓を残した大会だったと思います。どのように総括しておられますか。

山川哲男課長 私たちは今年8月の大会は、過去の大会と比べても成功したと思っています。世界50の国と地域から延べ3200人の空手家が集まったのは画期的でした。空手の先生方から言わせると、今回の大会のよさがSNSなどで広がったので、次の大会は1.5倍から2倍の参加者があると予測しています。 続きを読む

rogo

沖縄伝統空手のいま~世界に飛翔したカラテの源流
第23回 沖縄県空手振興課長インタビュー(上)

ジャーナリスト
柳原滋雄

 沖縄県庁に空手に特化した専門課が設けられたのは2016年4月。沖縄の特色ある文化の中で、一つの武術に着目した課の設置には注目が集まった。例えば青森県庁にも、りんご果樹課というその土地でしか見出せない専門課が存在するが、そうした中にあって、文化力の発信をめざす沖縄県の取り組みはかなりユニークだ。「空手振興課」の初代課長として尽力してきた山川哲男課長(53)に、これまでの歩みと今後の展望を聞いた。 続きを読む

rogo

沖縄伝統空手のいま~世界に飛翔したカラテの源流
第22回 競技分野の実績で抜きん出る劉衛流

ジャーナリスト
柳原滋雄

仲井間家に伝わった一子相伝の空手

 劉衛(りゅうえい)流という空手流派は、沖縄では多くの人に知られているが、日本本土では無名に近い存在かもしれない。ただ空手の世界大会(型部門)に出場する喜友名諒(きゆな・りょう 1990-)選手らの姿を見れば、多くの人はテレビ映像などで見たことがあると感じるだろう。 続きを読む