国家と個人の中間に存在する中間集団。その可能性と重要性が、個人化が進むなかで注目されている。
中間集団が注目された歴史的背景
「中間集団」の存在は「希望ある社会」の創造を目指す私たちにとって、非常に大きな役割を果たすと私は考えています。 続きを読む
国家と個人の中間に存在する中間集団。その可能性と重要性が、個人化が進むなかで注目されている。
「中間集団」の存在は「希望ある社会」の創造を目指す私たちにとって、非常に大きな役割を果たすと私は考えています。 続きを読む
まず社会学では、宗教をどのように捉えているかというところからお話ししましょう。
マックス・ウェーバーの「エートス(行動様式)」あるいは、アメリカの宗教社会学者ロバート・N・ベラーが「心の習慣」と呼んだりしていますが、簡単には変えられない精神的な傾向について、それを形づくる非常に重要な要素として宗教を捉えています。もし日本人特有のエートスないし心の習慣があるとすれば、それは日本人と宗教の関係(宗教社会学的条件)を考えてみる必要があるのです。 続きを読む