前回の衆院選をふりかえる
4年ぶりの衆議院選挙である。
この4年間の各党のあり方をどう評価するのか。同時に、コロナ禍という未曽有の危機のなかにあって、この危機を脱し、傷つき疲弊した日本の社会と経済をどう再生していくのか。それができる政権の枠組みはどこなのか。それらが問われる選挙となる。
まず前回、2017年の第48回衆議院選挙からふりかえっておこう。
当時の安倍首相は、ミサイル発射を繰り返す「北朝鮮の脅威」と、世界にも前例のない速さで進む「少子高齢化」の2つの〝国難〟を乗り越えるため、国民の信を問う選挙だと位置づけた。 続きを読む





