半年で政党を放り投げる
昨年(2017年)9月末、解散総選挙の渦中にあっけなく〝空中分解〟し、袂を分かった民進党と希望の党が、「国民民主党」と看板を替えて再び新党を結成する。
支持率の低迷に焦って分裂し、わずか半年で、今また支持率のさらなる低迷に焦って合流する。
もはや国民の関心も期待も低く、ニュースでの扱いもわずか。皮肉なことに「国民党」と「民進党」という二大政党が睨み合う台湾では、「民進党」が「国民民主党」に衣替えしたことについて〝まるでブラックジョークだ〟というような反響が大きかった。 続きを読む