予測が外れた選挙結果
都議会議員選挙が終わった。まず特筆すべきことは、マスコミの事前予測が大きく外れたという点だろう。
投票日1週間前の6月27日の時点で、たとえば選挙区ごとの情勢分析をおこなっていた毎日新聞は、
自民は獲得議席が50を超える可能性も出ている。前回選で複数候補を擁立して共倒れした選挙区でも、今回は支持を広げつつある。現有23議席の公明は全員当選を目指すものの、一部選挙区では苦戦している模様だ。(「毎日新聞電子版」6月27日)
と報じている。分析は、毎日新聞とTBSテレビ、社会調査研究センターが共同で実施したものだった。
他のメディアや情勢分析専門家らも、「自民優勢」「公明苦戦」「都ファ激減」という見立てが概ねだったと思う。
NHKはじめ各メディアは、4日の20時に開票がはじまった時点でもなお、公明党に関しては3~7議席は失う可能性があるという厳しい見方をしていた。 続きを読む