投稿者「web-daisanbunmei」のアーカイブ

「選挙ヘイト」を許すな――公明党PTが政府に申し入れ

ライター
松田 明

(官房長官に申し入れする公明党PT-「公明ニュース」3月27日より)

選挙に名を借りたヘイト

 さる3月29日、〝平成最後〟の統一地方選挙の前半戦となる道府県議選、政令市議選が告示された(4月7日投票)。
 後半戦の市区長選、市区議選は14日の告示。町村長選、町村議選は16日の告示。いずれも4月21日の投票となる。
 これに先立つ3月26日、公明党が菅官房長官に対し、「選挙ヘイト」対策の徹底を申し入れた。 続きを読む

沖縄伝統空手のいま~世界に飛翔したカラテの源流
第31回 (特別編)座波心道流 日本本土に保存された知花系空手

ジャーナリスト
柳原滋雄

大阪で独自に保存された沖縄伝統空手

 日本本土にユニークな知花系流派が継承されている。座波心道流(正式名称は心道流心道会)と呼ばれ、本部は宮崎市にある。
 流祖となった座波仁吉(ざは・じんきち 1914-2009)はもともと那覇市の首里鳥堀町の出身で、鳥堀町、赤田町、崎山町は首里城の城下町として、泡盛製造を認可された酒蔵が集中し、それらを盗賊などから護るために空手の原型である手(ティー)が発達した地域として知られる。いわゆる首里手の本場の系譜である。 続きを読む

沖縄伝統空手のいま~世界に飛翔したカラテの源流
第30回 古武道(下) 地元で育まれた土着の武器術

ジャーナリスト
柳原滋雄

琉球古武道に取り組んだ上地流空手家

 上地流空手でおよそ半世紀の武歴をもつ上地流久場川修武館の金城政和(きんじょう・まさかず 1952-)館長は、空手と同時期に古武道を始めた。
 自身の上地流空手の師匠であり、古武道では平信賢の直弟子でもあった箕輪剋彦(みのわ・かつひこ 1929-2003)から、「いつか必ず身になるから僕に騙されたつもりで古武道もやりなさい」と勧められたことがきっかけだったという。 続きを読む

連載エッセー「本の楽園」 第69回 今日の限界芸術

作家
村上政彦

かつて、このコラムで、鶴見俊輔の『限界芸術論』について書いた。『今日(こんにち)の限界芸術』は、鶴見の思想をリユースして、芸術の新しい地平を探ろうとする試みだ。念のために、鶴見の説いた限界芸術について触れておく(僕のコラムからの引用です)。

『限界芸術論』において、鶴見は、芸術を3種類に分ける。純粋芸術(Pure Art)、大衆芸術(Popular Art)、限界芸術(Marginal Art)だ。 続きを読む

沖縄伝統空手のいま~世界に飛翔したカラテの源流
第29回 古武道(上)沖縄で育まれた土着の武器術

ジャーナリスト
柳原滋雄

古武道の2つの系統

 沖縄において「空手と古武道は車の両輪」とはよく耳にする言葉である。だが沖縄空手と古武道の成り立ちは、歴史的にはかなり異なっている。例えば空手の古流型の名称はサンチン、ナイハンチ、パッサイ、クーサンクーなど多くが福建地方なまりの中国語に由来するのに対し、古武道の型は考案した琉球人の名前または地元の地名など、沖縄固有の名称に由来するものが多いからだ。これらは古武道が純粋に沖縄発祥のものとして定着した経緯を指し示している。 続きを読む