日本国憲法に反対した唯一の政党
日本共産党・志位和夫委員長の、自衛隊をめぐるご都合主義的な発言が波紋を呼んでいる。
志位氏は、4月7日におこなわれた同党の「参議院選挙勝利・全国総決起集会」で、きたる参院選の争点の一つだとして外交・安全保障に触れた。
いま、ロシアのウクライナ侵略に乗じて「戦争する国」づくりの大合唱が起こっています。日本共産党は、この逆流に正面からたちはだかり、「危機に乗じた9条改憲を許さず、9条を生かした外交で東アジアを平和な地域に」と訴えぬいてたたかいます。(『しんぶん赤旗』4月8日)
いつものように、まるで日本共産党が〝護憲の党〟であり、憲法9条を死守する党であるかのような話しぶり。
しかし、大日本帝国憲法を日本国憲法へ改正する国会審議で、政党として唯一、日本国憲法に反対したのが日本共産党なのだ。 続きを読む