「日本維新の会」公式ホームページより
「党勢拡大ばかりを目指している」
7月12日、川崎市議会の会派「日本維新の会」に属する2人の市議が、日本維新の会に離党届を出した。
本年4月の川崎市議選で、日本維新の会は改選前の1議席から7議席へと大きく躍進した。ところが、わずか3カ月で分裂。原因は、補正予算案の採決をめぐり会派として「反対」を決めていたのに、採決で5人が造反したからだという。
離党した2人の市議は、「有権者をがっかりさせて申し訳ないが、議会人としてあり得ない」「党勢拡大ばかりを目指し、新人教育を現場任せにする党のやり方に疑問を感じる」(『読売新聞』7月15日)と語っている。
4月の統一地方選では、近畿だけでなく都市部を中心に全国的に議席を伸ばした日本維新の会。衆議院補選では和歌山の小選挙区で初となる議席も獲得した。
ところが、この〝快進撃〟と同時に各地で噴き出しているのが、同党議員による不祥事である。 続きを読む





