投稿者「web-daisanbunmei」のアーカイブ

【コラム】今こそ国が責任を持ち子どもの貧困対策を!

ライター
佐山 要

 子どもの基本的人権を保障するためにつくられた『子どもの権利条約』には、「締約国は、児童の生存及び発達を可能な最大限の範囲において確保する」とある。この条約は1989年に国連総会で採択され、その5年後に日本も批准した。
 当時、日本ではバブル経済が崩壊し、長い不況に入りつつあったが、まだ「貧困」という言葉とは無縁だと思われていた。ところが、日本の子どもの貧困率は、1985年の時点で10.9%。実に10人に1人が貧困に陥っていた。以来、子どもの貧困率は上昇を続け、2009年には15.7%となった。 続きを読む

【コラム】早急に求められる脱法ハーブの規制拡充

ライター
佐山 要

脱法ドラッグは大きな社会問題

 東京都内の路上でスポーツカーが暴走していた。6台の車両に衝突して5人に怪我を負わせ、縁石にぶつかって止まった。運転手はアクセルを踏んだ状態で意識を失っていた。負傷者の怪我の程度は軽かったが、大きな惨事につながりかねない事故だった。後に運転手は警察の聴取に、運転前に「脱法ハーブを吸った」と供述した。 続きを読む

【コラム】全国にヘルプカードの普及を

ライター
佐山 要

 アメリカのある地方都市。中学生になった少年トレバーは、社会科の授業で、教師のシモネットから課題を示される。「世界を変えるアイデアを考えて、行動を起こそう」と。
 トレバーのアイデアはこうだ。まず自分が3人に親切にする。その3人が、それぞれ3人を助ける。その3人がまた3人ずつを――と善意の輪を広げていく。 続きを読む

【コラム】発達障害へのさらなる支援と理解を

ライター
佐山 要

発明王の才能を伸ばした母

 電灯、電話、ラジオ、映画、電気の発送電の仕組みなどがない暮らしは想像できない。そしてこれらの発明にひとりの人物が、かかわっていたことに思いを至すと、改めて人間の持つ可能性に心が躍る。その人物とは、トーマス・エジソンだ。 続きを読む

【コラム】母親の孤立を防ぐ地域社会のネットワーク

ライター
佐山 要

子どもを守り育む地域社会

 子どもが登場する文学の名作に『二十四の瞳』がある。昭和初期の小豆島を舞台にして、分教場に赴任した若い「おなご先生」と12人の小さな教え子との交流を描いた物語だ。
 読みどころは、1年生の子どもたちが、足を骨折して実家で療養している「おなご先生」を訪ねて行く場面。恩師の顔を見たさに、見知らぬ遠い道を泣きながら歩く子どもたちのいじらしさが涙を誘う。 続きを読む