阪神・淡路大震災」タグアーカイブ

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「葦の髄から時評」Vol.1 1985年以降――「報道が視聴率を競う時代」の始まり

ジャーナリスト/編集者
東 晋平

日本の報道が変わった年

「芸能の報道化」と「報道の芸能化」――。このことを、ずいぶん以前から指摘されていた社会学者の村上直之さんが、本年(2014年)5月に逝去された。
 村上さんは名著『近代ジャーナリズムの誕生』(改訂版/現代人文社)で知られるジャーナリズム史の泰斗であるだけでなく、ある種の万能人であった。 続きを読む

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シリーズ 震災からの歩み<2> 東北を日本の先進地に――被災地の声を聞き、見えてきた未来へのヒント

東北学院大学准教授
金菱 清

 東日本大震災直後から、緻密なフィールドワークを続け、被災地の声を聞いてきた金菱清さん。そこから見えてきたものとは何か。

560頁、50万字に及ぶ被災者71人の言葉

 今から18年前の1995年、私は阪神・淡路大震災を経験しましたが、そのときの報道にとても疑問を持っていました。阪神高速道路やビルの倒壊、火災被害が甚大だった神戸市長田区の様子を鳥瞰するような視点ばかりだったことにものすごく違和感を感じていたのです。 続きを読む

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あらゆるいのちを守り育む「ふるさとの森」を全国に広げたい

横浜国立大学名誉教授/植物生態学者
宮脇 昭

<シリーズ>自然保護と生物多様性を考える(1)――近年、異常気象を原因とした激甚災害が多発している。相次ぐ災害に、森を防災や環境保全の中心に生かそうとの声が高まりつつある。宮脇昭氏に、森が人の暮らしに果たす役割を聞いた。 続きを読む