コラム」カテゴリーアーカイブ

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連載エッセー「本の楽園」 第50回 フェラ・クティ自伝

作家
村上政彦

 ボブ・マーレイのあと、音楽業界がスターダムへ担ぎ上げようとしていたのが、フェラ・クティだったらしい。彼は、アフロ・ビートという音楽のジャンルをつくった人物だ。『フェラ・クティ自伝』は、彼の半生を本人が語ったものだが、これがとてもおもしろい。
 フェラ・クティはナイジェリアに生まれた。父は牧師で、学校を運営する知識人。経済的にも裕福だった。フェラ・クティはきびしく育てられる。 続きを読む

kokai

〝万年野党〟化する立憲民主党――野党第一党の責任はあるのか

ライター
松田 明

共感されない野党第一党

 野党が審議に復帰した国会で〝モリカケ〟問題を連日追及しているのに、世論調査ではまったく野党への支持が伸びていないことは前回指摘した。
 さらに5月28日の毎日新聞が報じた最新の世論調査(26、27日に全国を対象に実施)が明らかになると、SNSでもさまざまな驚きの声が上がった。
 加計学園をめぐる安倍首相の説明に「信用できない」とする厳しい声が70%に上った一方で、内閣支持率が前回4月の調査より1ポイント増え、不支持率は1ポイント減となったからだ(参考:ニュース記事)。 続きを読む

nhk

姑息な手法に終始する野党5党(下)――世論は野党の姿勢を評価せず

ライター
松田 明

内閣支持率は上昇へ

 世論の批判を浴び、職務放棄の19連休を終えて審議に復帰した野党5党。
 だが、その復帰した国会論戦ではあいかわらず国民生活に影響を与えるさまざまな課題を無視し、政権批判と審議の妨害を繰り返している。
 では、国民は今の政治状況をどう見ているのか。
 5月18日~20日の各社による世論調査が出はじめた。 続きを読む

twitter

姑息な手法に終始する野党5党(上)――あの「閣議決定」仕掛けたのは誰か

ライター
松田 明

審議を阻止する戦術

 5月18日、立憲民主党、国民民主党、共産党、社民党、自由党の野党5党は、茂木敏充・経済再生相に対する不信任決議案を国会に提出した。
 この日は環太平洋経済連携協定(TPP11)関連法案の内閣委員会での採決が予定されていたのだが、不信任決議案の提出で委員会審議は止まってしまった。
 またその影響で、与党が今国会での成立をめざしているギャンブル依存症対策基本法案の審議入りも23日に持ち越しとなった。 続きを読む

samito

新たな段階に入った日中関係――李首相が「関係正常化」を言明

ライター
松田 明

絶妙な時期のサミット

 日中韓の3ヵ国が持ち回りで開催してきた「日中韓サミット」の第7回が、5月9日に東京・元赤坂の迎賓館で開催された。
 4月27日には板門店で南北首脳会談がおこなわれ、サミット直前の7日、8日には、中国・大連で2度目の中朝首脳会談が開催されている。
 6月12日には初の米朝首脳会談も控えており、日本政府はきわめて絶妙なタイミングでの日中韓サミットを無事に実現できたことになる。 続きを読む