自民党が公明党と連立する理由
日本は「成長社会」の時期を過ぎて、すでに「成熟社会」に入っている。
人口減少、少子化、高齢化、地方の過疎化といった問題を抱えながら、東日本大震災や熊本地震からの復興を進め、IT化が進む中で雇用を創出し、安心して子供を産み育て、どこの家に生まれてきた子供も自分が望む教育を受けられる社会をどう作っていくか。 続きを読む
日本は「成長社会」の時期を過ぎて、すでに「成熟社会」に入っている。
人口減少、少子化、高齢化、地方の過疎化といった問題を抱えながら、東日本大震災や熊本地震からの復興を進め、IT化が進む中で雇用を創出し、安心して子供を産み育て、どこの家に生まれてきた子供も自分が望む教育を受けられる社会をどう作っていくか。 続きを読む
公明党は2014年11月に結党50周年を迎えた。130年を超す日本の政党政治史で、今や3番目に長い歴史を有する政党である。
「結党100年」に向けて次の50年を歩き始めた公明党が、21世紀の社会でどのような役割を担い得るのか、また担うべきなのか。今回は上下に分けて2つのことに言及してみたい。
まず1点目は、同党の「チーム3000」が持つ民主主義の可能性である。 続きを読む
生活に根ざした、地味で当たり前の政治を行える政党はどこか。
1990年代前半の政治改革論議の結果、日本では96年の衆議院選挙で初めて小選挙区比例代表並立制が導入されました。イギリスの2大政党制をモデルとして、自民党も民主党も日本に「政権交代がある民主主義」「競争がある政治」を実現しようとしました。
ところが2000年代に入ってから今日に至るまで、日本でイギリス型の2大政党制は実現していません。 続きを読む