不意の出会いに備えて
手のひらにすっぽりおさまる小さな本。白地のカバーに四角い青が浮かぶ。
著者は小林正人氏。世界的に名の知れた画家である。国際展の中でも古い歴史をもつサンパウロ・ビエンナーレでは、日本代表として作品を展示した。
長年にわたって色やかたちと徹底的に向き合ってきた一人の画家が言葉を手にしたとき、できあがったのは単なる絵画論ではなかった。それは自然と「小説」の体裁をとった。 続きを読む
手のひらにすっぽりおさまる小さな本。白地のカバーに四角い青が浮かぶ。
著者は小林正人氏。世界的に名の知れた画家である。国際展の中でも古い歴史をもつサンパウロ・ビエンナーレでは、日本代表として作品を展示した。
長年にわたって色やかたちと徹底的に向き合ってきた一人の画家が言葉を手にしたとき、できあがったのは単なる絵画論ではなかった。それは自然と「小説」の体裁をとった。 続きを読む

コンクールの表彰式(北京市内)でスピーチする陳文戈氏
小説を読むようになったころ、手に取ったのは、最初のうちはヨーロッパの近代小説だった。やがてモダニズムの作品に親しむようになって、気づいたらアバンギャルドへたどりついていた。
いちばん気に入ったのは、フランスのヌーボーロマンだ。代表的な作家であるアラン・ロブ=グリエの作品を追いかけた。彼の作品で手に入るものは、すべて読んだ。といってもフランス語は読めないので、翻訳されたものに限る。 続きを読む
沖縄県の中学・高校に「沖縄尚学」というユニークな私立校がある。県内では文武両道の進学校として有名で、国内外への大学進学、高校野球やテニスなど多くのスポーツ分野でも全国的に名を知られる存在だ。
この学校で、全校生徒に週1回(70分)の空手授業を義務づける試みをスタートさせたのは2007年から(当初は中学校のみ)。きっかけとなったのは、中学校の校長をつとめる名城政一郎(なしろ・まさいちろう)副理事長の海外体験だった。 続きを読む