投稿者「web-daisanbunmei」のアーカイブ

特集⑦ 中ソ和解への「対話」――ソ連の扉を開いた池田会長

ライター
青山樹人

 この記事は『新版 宗教はだれのものか 三代会長が開いた世界宗教への道』(青山樹人著/鳳書院)の発売にともない「非公開」となりました。
 新たに「三代会長が開いた世界宗教への道(全5回)」が「公開」となります。

「三代会長が開いた世界宗教への道」(全5回):
 第1回 日蓮仏法の精神を受け継ぐ(4月26日公開)
 第2回 嵐のなかで世界への対話を開始(5月2日公開)
 第3回 第1次宗門事件の謀略(5月5日公開)
 第4回 法主が主導した第2次宗門事件(5月7日公開)
 第5回 世界宗教へと飛翔する創価学会(5月9日公開)

WEB第三文明の連載が書籍化!
『新版 宗教はだれのものか 三代会長が開いた世界宗教への道』
青山樹人

価格 1,320円/鳳書院/2022年5月2日発売
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第三文明社 公式ページ
 

長嶺将真物語~沖縄空手の興亡 第4回 警察勤務時代(上)

ジャーナリスト
柳原滋雄

初任地の嘉手納で喜屋武朝徳に師事

 長嶺将真が沖縄警察の巡査試験に合格したのは1931年秋のことだった。20人ほどの枠に100人近くが応募し、18人が合格した。長嶺もその中に入ることができた。中国から復員して2年が過ぎていた。本人はこう記している。

 無事に満期除隊して帰郷したとき、私は将来の職業について考えてみた。自分の趣味である空手を研究しつつ、それを職業によって生かせるところ、それは警察以外にはない、と考えて、昭和6年9月、沖縄県巡査を拝命したのである。(中略)早く出世したいという考えよりも、空手道そのものに没頭できることが何よりもうれしくて、まるで国から俸給をもらって武道専門学校に通わせてもらっているようなものだと内心思っていた。(『沖縄の空手道』)

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「合流」は「分裂」のはじまり――共産党との連立という幻想

ライター
松田 明

まるで「ドラマの再放送」

 8月19日、国民民主党は両院議員総会を開き、党を解党して立憲民主党との合流新党を結成することを賛成多数で決めた。
 ただし、玉木雄一郎代表は合流新党への不参加を表明。前原誠司氏や山尾志桜里氏、古川元久氏も、同じく不参加を表明している。
 早ければ9月にも結党するという新党。立憲民主党の福山哲郎幹事長は、150人前後の規模になると会見で語った。
 枝野幸男、福山哲郎、平野博文、小沢一郎、岡田克也、野田佳彦……。某情報番組で合流新党の予想される主要な顔触れが並んだフリップを見ていた政治ジャーナリストの田崎史郎氏は、思わずこう言った。

 顔ぶれを見ても、ドラマの再放送ですよね。期待感が全く起きないでしょ。

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連載エッセー「本の楽園」 第97回 公の時代

作家
村上政彦

 アメリカの作家カート・ヴォネガットが、こう語った。

芸術に果たしてどんな効用があるのか

わたしが思いつく最も肯定的な理念は、〈坑内カナリア芸術論〉と勝手に名づけているものです。芸術家は非常に感受性が強いからこそ社会にとって有用だ、という理論です。彼らは超高感度ですから、有毒ガスが充満している坑内のカナリアよろしく、より屈強な人々が多少とも危険を察知するずっと前に気絶してしまいます

 かつて石炭を掘るとき、工夫たちは有毒ガスから身を守るためにカナリアを連れて行った、といわれる。ヴォネガットは芸術家を、そのカナリアにたとえている。この場合の芸術には、もちろん文学も含まれる。
 ヴォネガットがこの講演を行ったのは1969年。もう、半世紀も前から文学・芸術などは、役に立たないという批判があったわけだ。 続きを読む

長嶺将真物語~沖縄空手の興亡 第3回 病気で伏せり空手で蘇生する

ジャーナリスト
柳原滋雄

商業2年のときに唐手を始める

 長嶺が現在の高校にあたる那覇商業学校に入学した1922年(大正11年)は、日本空手史のエポックを画した年として知られている。
 長嶺の泊小学校在学中に運動会で唐手(からて)指導をしてくれた富名腰義珍(ふなこし・ぎちん 1868-1957)が、文部省主催の第1回運動体育展覧会で唐手を披露するため上京した。4月のこととされるが、それを見学した柔道の嘉納治五郎(かのう・じごろう 1860-1938)の勧めにより、講道館でも演武することになった。富名腰は小規模な演武会を想定していたが、かなりの人数が集まる盛大なものとなったようだ。 続きを読む