民主党」タグアーカイブ

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軽減税率で見せた公明党の現場感覚――『いま、公明党が考えていること』を読む(下)

ライター
松田 明

公明党が押し切った軽減税率

 2017年4月から、消費税が10%に引き上げられる。消費税の増税は、民主党政権時代の2012年6月に、「社会保障と税の一体改革」として自公民の三党合意で決まっていたことだ。
 公明党が導入を主張してきた軽減税率は、自公が政権に復帰した後、消費税10%時の導入が税制改正大綱に盛り込まれた。
 自民党や財務省は税収が減るとして、対象品目を「生鮮食品」のみに限定するという考えを打ち出した。公明党は、子育て世代や共働き世帯、高齢者は加工食品を利用する頻度が高いとして、加工食品も対象とすべきだと抵抗した。 続きを読む

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「2015年体制」と「潮止まり」の政治状況

立命館大学大学院特別招聘准教授
西田亮介

 政治に無関心ではやり過ごすことができない時代が目前に迫っている。 続きを読む

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【コラム】集団的自衛権と公明党を問う(3) 自公連立の意味

ライター
青山樹人

どんでん返しとなった閣議決定

 5月15日の記者会見で、安倍首相は「限定的に集団的自衛権を行使することは許されるとの考え方」で、与党協議に入り閣議決定をしたいと発言していた。
 だが前2回のコラムで検証してきたように、7月1日の安全保障法制に関する閣議決定は、あたかも新たに「集団的自衛権」に踏み込んだかのように見えながら、実際は日本政府がこれまで「個別的自衛権」の範囲としていた領域を出ないものだった。 続きを読む

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結党50年。綿密な取材が描き出す、その素顔――書評『公明党の深層』

ライター 
青山樹人

赤裸々に描かれた公明党議員たちの〝秘史〟

 この6月に刊行された『公明党の深層』(大下英治/イースト・プレス)は、新書ながら全390ページの大部で、読み応えのある重層的な構成のノンフィクションに仕上がっている。
 公明党は、本年11月には結党50周年の佳節を迎える。日本の政党としては、日本共産党、自由民主党に次ぐ歴史の長さだ。しかも、現在も政権与党の一翼を担い、その自公連立の歴史は1999年の小渕政権から数えれば、共に野党に甘んじた民主党政権時代を含めて15年に及ぶ。 続きを読む

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【コラム】教科書をめぐる竹富町の騒動は何だったのか

ジャーナリスト
柳原滋雄

教育分野で進む右傾化

 4年ごとに行われる中学校の教科書採択が直近で行われたのは2011年。このときの採択は、新しい歴史教科書をつくる会(いわゆる「つくる会」)から分裂した育鵬社版の歴史・公民教科書を採用した地区が増えたことで知られる。 続きを読む