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連載エッセー「本の楽園」 第14回 グローバリズムとローカリズム

作家
村上 政彦

 デザイナーとは、「問題を解決する人」と梅原真はいう。これはソーシャルデザインの考え方に近い。彼はデザインを通じて現実に働きかける。それは顧客に利益を与えるばかりか、社会の在り方を、ほんの少し変える。
『ありえないデザイン』は、梅原自身による梅原デザインの解説書だ。高知県に生まれて11歳で和歌山に移った彼は、地元の高校を経て大阪芸術大学をめざすが、学費が高いという理由で、大阪経済大学に入る。卒業後は高知に戻って、地元新聞社のグループ企業の、あるプロダクションに勤めた。 続きを読む