相対的貧困」タグアーカイブ

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〝女性が働く〟が当たり前の時代に

少子化ジャーナリスト
白河桃子

働く女性の裾野を広げる成長戦略

 アベノミクスの成長戦略では、女性活用に焦点をあてています。「社会のあらゆる分野で2020年までに指導的地位に女性が占める割合を30%以上にする」「すべての上場企業で役員に1人は女性登用」といったことが目標とされていますが、私はここで1つ抜け落ちている問題があると思っています。それは、これからは働きたい女性も働きたくない女性も、働かなければいけない時代になっていくということです。 続きを読む

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障害者福祉の現状と展望

日本障害者協議会常務理事
藤井克徳

 閉塞感から脱け出せなかった日本の障害分野で新たな2つの道が開かれる。

死亡率2倍の背景に何が

 障害のある人(以下、障害者)にとって、衝撃的な数値が明らかになった。それは、あの東日本大震災と障害者の関係をめぐってである。障害者の死亡率が、全住民の死亡率の2倍に達したことが確定的になったのである(宮城県当局、主要メディアの調査によって)。高齢者の犠牲率の高さと合わせて、「2倍の死亡率」に込められている意味はきわめて重いものがあろう。 続きを読む

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【コラム】今こそ国が責任を持ち子どもの貧困対策を!

ライター
佐山 要

 子どもの基本的人権を保障するためにつくられた『子どもの権利条約』には、「締約国は、児童の生存及び発達を可能な最大限の範囲において確保する」とある。この条約は1989年に国連総会で採択され、その5年後に日本も批准した。
 当時、日本ではバブル経済が崩壊し、長い不況に入りつつあったが、まだ「貧困」という言葉とは無縁だと思われていた。ところが、日本の子どもの貧困率は、1985年の時点で10.9%。実に10人に1人が貧困に陥っていた。以来、子どもの貧困率は上昇を続け、2009年には15.7%となった。 続きを読む