連立政権」タグアーカイブ

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迷走する蓮舫民進党の〝脱原発〟――「民進党大会」から見えてきたもの(下)

ライター
松田 明

党大会で工程表を示すはずが

 時代遅れの「二大政党制」を掲げながら、理念も政策も示しきれないままの民進党。
 初の党大会で、蓮舫代表は安倍政権との違いを見せようと「脱原発」を訴えてみせた。

 原発依存からの脱却が前倒しで実現可能となるよう、来る総選挙に向け「原発ゼロ基本法案」を立案し、国会に提出します。
 再稼働まっしぐら、原発依存へ逆戻りの現政権とは違う未来を描いていきましょう。(民進党HP「【定期党大会】蓮舫代表あいさつ」より)

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めざすべき政権像を示せないまま「安倍政権打倒」を叫ぶ無責任――民進党の迷走(下)

ライター 
松田 明

手段と目的を履き違えた政党

 政治は、国民の信頼があってはじめて成り立つ。我々はかつて、国民の信頼に十分応えることができなかった。

 これは民進党の「結党宣言」の一文である。
 民進党は、民主党に維新の党や、維新の党から分裂したばかりだった改革結集の会などが合流して2016年3月に結党された。
 維新の党そのものが日本維新の会の分派や、みんなの党の分派の結いの党からなる政党で、くっついては罵り合って別れるという抗争を繰り返してきた者たちだ。 続きを読む

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選挙最終盤――「自民圧勝」の予測をどう考えるか

ライター
青山樹人

各メディアが出した衝撃の予測

 第47回衆議院選挙の投票日(12月14日)の1週間前、やや衝撃的な「情勢予測」が発表された。 続きを読む

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結党50年。綿密な取材が描き出す、その素顔――書評『公明党の深層』

ライター 
青山樹人

赤裸々に描かれた公明党議員たちの〝秘史〟

 この6月に刊行された『公明党の深層』(大下英治/イースト・プレス)は、新書ながら全390ページの大部で、読み応えのある重層的な構成のノンフィクションに仕上がっている。
 公明党は、本年11月には結党50周年の佳節を迎える。日本の政党としては、日本共産党、自由民主党に次ぐ歴史の長さだ。しかも、現在も政権与党の一翼を担い、その自公連立の歴史は1999年の小渕政権から数えれば、共に野党に甘んじた民主党政権時代を含めて15年に及ぶ。 続きを読む

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ポピュリズム政治家と「気分」の政治の危険性

北海道大学大学院法学研究科准教授
中島岳志

日本維新の会などの動きにみる、日本政治の問題点とは何か。

「リスクの個人化」を目指す橋下徹市長

 現在の日本政治の対立軸について①リスクの個人化、②リスクの社会化、③リベラル(自由主義的)な価値観、④パターナル(干渉主義的)な価値観の4象限で考えてみましょう。 続きを読む